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空港などの「免税店」の仕組みとは?

お盆も近づき、連休を利用し海外旅行をする方も多いのではないでしょうか?

海外へ渡航する際に利用する空港には、「免税店」があります。
免税店とはその名の通り、税が免除されるお店ですが、そんなお得な免税店の仕組みにつてご紹介いたします。

まず、日本の免税店には、成田や新千歳など国際空港の出国エリアにある「空港型免税店」と、街中にある「市中型免税店」の2種類があります。

「空港型免税店」 … 海外渡航する人なら誰でも利用でき、消費税のほか関税・たばこ税・酒税などが免除されます。
これは「出国手続きを終えた先の空間は法律上日本国外にあるため、日本のあらゆる税金が適用されない」という仕組みです。
「市中型免税店」 … 消費税が適用されない訪日外国人をターゲットにしています。
日本の消費税には「消費地課税主義」という考えがあり、「国内で消費される商品・サービスに限って課税する」方針をとっています。このため、外国人観光客が購入する市中免税店の商品は輸出品と同様のものとみなされ、消費税が課されません。

海外旅行の際に、「Tax Free」や、「Duty Free」の案内を見かけたら、ついつい余分に買い物をしてしまいそうですが、少しのぞいてみてはいかがでしょうか!