仮想通貨について、皆さんはどれくらいご存知でしょうか。
聞いたことはあるけど、詳しくはわからない……という方も多いのではないでしょうか。
仮想通貨というのは、インターネットを通じてサービスや物品などの対価に使用でき、専門の取引所を介して、円やドルなどの通貨と交換できます。
仮想通貨と電子マネーの違いについては、法定通貨を基準としているかどうかです。
電子マネーはあくまで法定通貨の代わりであって、仮想通貨は特定の国家によって価値が保証されておらず、国に依存しないシステムを構築していることが大きな違いです。
仮想通貨の取引によって生じた利益については、原則として雑所得として区分されます(仮想通貨の取引が事業であると認められた場合は事業所得に区分されます)。
また、仮想通貨に関する必要経費については、売却した仮想通貨の取得価額や、売却の際に支払った手数料、インターネットやスマートフォンなどの回線利用料、パソコン等の購入費用についても、仮想通貨の売却のために必要な取得であると認められた部分に限り、必要経費に算入することができます。
仮想通貨に関する法案が施行されたのも2017年4月と話題になって日が浅く、仮想通貨は1,500種類以上あるといわれていて、これからの動きに注目が集まっています。